30周年を迎えたK C JONES スペシャルインタビュー (3)
石との出会い
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ところで、
石との出会いはどんな感じだったんですか?
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僕アメリカで出会ってるんですよね。
最初グレイトフル・デッド(Grateful Dead)の
専門店やってたんで、仕入れに
サンフランシスコに行った時に。
デッドのショーやってて。
その時に、パーキングロットで
いっぱい物売ってるわけですよ。
その中に、クリスタル売ってる
ヒッピーがいっぱいいてね。
で、なんか、綺麗だなぁって。
カリフォルニアの太陽の光に照らされて
キラ〜って光ってね。
その頃マクラメで編んだり、
ワイヤーワークで作ったりとかの
ヒッピーのアートがすごくて。
かなり感動して。それが始まり。
30年前ですよ。1989年の夏だったかな。
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それこそ、平成への切り替わり。
日本では節目の年だったと思う。
昭和が終わった年でもあるし、
バブルがはじけた年でもあり、
消費税が始まったのかな?
かなり、大っきな節目の年でしたね。
昭和天皇がなくなったって大きいですよ、すっごい。
神様だった人ですからね、昭和天皇は。
万歳してみんな死んでったわけじゃないですか。
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89年はかなりの日本が
大きく変わった年でもあるし、
僕自身もK C JONESを始めて、
そこから人生始まったと言っても
過言ではないくらいの年ですね。
日本人のスピリットと縄文
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あの頃のアメリカはまだ光ってましたね。
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まだっていうのはどういう感じですか?
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今は全然、もう、僕の中では終わっちゃったというか。
断然、七十年代半ばぐらいのほうが。
僕の年代から言うと、ものすごい光ってて、
90年代からがーっとつまらなくなってきちゃった。
なんか資本主義のシステムっていうか。
それが、こう、機能しなくなってきて。
M&Aとか、
自分のスピリットを
お金で売り渡すのが多くなってきて、
刺激的な良いお店も全部なくなって、
チェーン店とかモールとかばっかり出来ちゃって。
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なんか、音楽とかにも表れてる感じですよね、それが。
80年代までが良かったですよね。
90年代からはだいぶ違った感じになってきましたよね。
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いやもう、ロックミュージックに関しては
70年代が多分ピークで。
そこからは徐々にこう、、、
資本主義が全然空回りし始めちゃってるんじゃないですか?
一部の金持ちだけがなんというか...。
今、それを日本が追随しているというか。
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考えてみると、
ほんと日本てアメリカの真似ばっかりでしょ。
僕なんてその洗礼を受けて生きてきたけど。
コンビニだって、モールだって、
ファミレスだって。全部そうでしょ?
いい加減そのマインドコントロールを抜けて、
日本人のスピリットを思い出すっていう時期かと。
で、その一番のソースは縄文にあると僕は思っていて。
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そしてそれが石と。
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そう、日本において、
一般に石が沢山使われていたのは縄文。
それ以降、だんだん衰退してて、
ここ100年くらいなんだよね、
石が一般の人達に普及し始めたのが。
その間ずーっと空白の時代があるわけですよ。
日本人がたくさん石を使っていた
縄文時代には何かあるんじゃないかな、と。
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そんなわけで、黒曜石と。
日本産の石に注目するわけ
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石の産地はその土地のエネルギーを表現しているので、
そういう意味では、最近特に、
日本産の石に意識を向けてみたいなと思って動いています。
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やっぱり日本産の石と、海外産の石は違いますか?
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例えばヒスイ。
ミャンマーの翡翠と糸魚川の翡翠だと感じがかなり違うんですよね。
日本産は石って繊細で、優しい石が多いんですね。
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なるほどですね。
それは日本の社会的な意識とも関係してるんでしょうかね?
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そうですねぇ、日本に生まれた意味ってのがやっぱりあるでしょうからね。
若いころはアメリカがすごい光ってるという
洗脳を受けてたので憧れはある。
若い時のそれは自分を作ってるので消せないけれど、
今となっては、日本に生まれてきた意味、
というのを考えてみたいですね。
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だからといって
今後海外からの石は取り入れない
ということではないんですよね?
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究極的には国っていう概念も
なくなるんじゃないかと思っているので、
一つの地球という考え方をすれば
どこの国でも関係ないってのもあるけれど
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人々は生まれた地域の波動を保持しているのでね。
そういう意味では日本の石に注目してるんですけど、
でも、そこにこだわってるってことでも全然なくて。
その地域の波動、ということですね。
磁場の波動というかね。その土地の波動というかね。
土地の歴史を引き継ぐ石と付き合う
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その土地の波動に共鳴して生きるとは
どういうことですかね?
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その土地の歴史とかもずっと引き継がれてきているので、
そこでのエネルギーの浄化だったりとかも重要だと思うんですよね。
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いろんなこの2000年〜3000年の負の波動。
争いとかもあっただろうし、
その前の豊かだった時代もあるだろうし。
そういうものをどう使っていくか、
どう浄化していくかとかね。
そこも、人と地球のコミュニケーション
ということにおいて重要だと思うんですよね。
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その辺って、
これをこちらがとうとうと説明するのではなくって、
それぞれの石から
みんなに感じ取ってもらえればなぁってところですよね。
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そう、これはもう、感じていただくしかないので。
言葉で言うことではなくって、
感じていただければ僕も本望。
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頭で理解することじゃないですもんね?
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そうなんですよね。
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なるほど。
これで、敢えてクリスタルのいわゆる
「効能」を書かないって
理由ががとってもよくわかりますね。
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そうなんですよ。
効能書いちゃうと、
来たお客さんが効能から先に見ちゃうんですよ。
そうすると、石の本質ではないとこで頭が働いちゃうんで。
何もなければ、石から入るしかない。
そうすると石とのいい出会いができるっていうね。
効能書くとどうしても狭くなっちゃうんですよね。
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結局、直感的に選んだ石が
一番深い付き合いになったりだとか、
長い付き合いになったりする場合が多いんで。
友達選ぶ場合もそうじゃないですか?
あの人は、こういうとこが、とかいうより、
直感で知り合った方が深く付き合えるのと同じですよね。
インタビューは続きます。続編はこちら☆
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K C JONES Crystal Shop オーナー
1989年K C JONESを下北沢にオープン。
サンフランシスコから輸入したグレイトフルデッド商品等を扱う。1992年K C JONESを渋谷区代官山に移転、クリスタル専門店にリニューアル。「クリスタルを通じて、地球とのコネクトを強く持って欲しい」そんな想いとともに、厳選されたクリスタルを扱い、神聖幾何学を応用したオリジナル商品を企画開発販売している。2019年8月、店舗を兵庫県芦屋市に移転リニューアルオープン。
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Wakeup Artist.
隠れ家音叉ヒーリングサロン *pukalani*オーナー
2004年より音叉によるサウンドヒーリングを中心に、意識とボディの目覚めを促すエネルギーヒーリングセッションを提供。2019年はマウイのpukalaniとの繋がりが強化され 海外と日本を行き来しながら 意識の世界、音の世界、幾何学の世界を探求中。